木村夏樹というアイドルと歌

こんばんは、先日のアイドルマスターシンデレラガールズ4thLIVESSA公演最高でしたね。初めてのシンデレラガールズの現地参戦、しかも最前というこれ以上ない良席を与えていただきました。特効も間近で見れたので火薬臭さも感じました。

本当は木村夏樹さんのCINDERELLA MASTERが出たらブログを始めて今までの思いのたけを発信していこうと思ったんですけどつい先日車にはねられて本当に死にかけたので死ぬ前に自分の思いのたけを発信していけるように作りました。あと単に自分の語彙力向上のためです。

私はCINDERELLA MASTERの第1弾が出た時からシンデレラガールズを始めました。当時の木村夏樹さんは当然声はついていなかったです。それどころかNカードのみでした。きっかけは忘れてしまいましたが私は進めていくうちに木村夏樹さんに惚れていました。しばらく経って制服コレクションで始めてRカードが出ます。特技は何もないですし今に比べてRカードの特技が重宝される時代だったのであまり他P受けは良くなかったと思います。しかし私は制服コレクションの絵が木村夏樹さんのカードの中で最も絵アドが高いと思っています。木村夏樹さんは現在数多くの良質な絵のカードが出ていますが、出た現在でもその思いは変わらないです。

ほかにもいろいろ木村夏樹さんとの思い出はありますが長くなるので省略します。

木村夏樹さんはアイドルマスターシンデレラガールズの中でも特に特別な扱いを受けています。それは担当Pの私も思いますし、この特別扱いを良しとしない方は沢山いました、恐らく私が他担でほかのアイドルがここまでの扱いを受けていたら同じ感情を持っていたと思います。木村夏樹さんはこの特別扱いを受ける中多田李衣菜ちゃんのバーターだという言葉をよく耳にしました。私は一度もバーターとも思っていたことはないですし、木村夏樹さんはソロで輝けるのに、とずっと思っていましたが現実は多田李衣菜ちゃんのバーターとしてではないとなかなか仕事がなかったのです。

私はどうしても多田李衣菜とのコンビである木村夏樹ではなく一人のアイドルの木村夏樹として見て欲しかったのでずっと何とも言えない気持ちでゲームをしていました。CMが順次発表され途中追加の新しいアイドルにどんどん曲と声が与えられ、去年(一昨年?)アニメ化をしました。決定した頃には私はもう木村夏樹には声は付かないんだろうなと思っていましたし、その事実を突きつけられた事に絶望していたので一度ゲームをやめて、モバゲーごと退会していました。いくら優遇されてるとはいえ、総選挙は圏外でどうしても風貌が一般受けする見た目ではないのでアニメで声がつかなかったらもうチャンスはないだろうと確信していたからです。いくらPを名乗っていても一人で木村夏樹を総選挙上位にする財力も力もなかったからです。アニメは1期2期全話リアルタイムで見ていましたが1期の放送中は毎週のように木村夏樹さんが喋る夢を見ました。夢の中では想像していた声とは違っていたり、仮に声がついたとして合っていなかったらそれ以降プロデュースできる自信がありませんでした。

それから2期が決定して、もしかしたら、という気持ちがあったのでまたモバマスを再開して地道にやっていましただいたい再開したのは5月とかそのへんだったような気がします。1度辞めたおかげてこのあとに来る華夜紅炎のイベントはアイテムなし時間なしで地獄でした。

そして時はやってきます。7月7日です。忘れもしないです。2015年7月7日アイドルマスターシンデレラガールズアニメ二期のPVで木村夏樹さんは始めて喋ります。

『お前の相棒、クールだな』

とこの瞬間私は木村夏樹だと確信しました。まだCVは発表されてなかったです。CV発表は2期の1話でした。ここから木村夏樹さんの快進撃が始まります。そしてこの快進撃は木村夏樹さんの声優、安野希世乃さんなしにはありえなかったと思います。

CV発表後木村夏樹さんは本家でイベントの上位(復刻なのでほぼ木村夏樹のためのイベントだったと思います)アニメでメイン回を貰います。そこでソロ曲も貰います。個人的には木村夏樹個人としてのCMが欲しかったし、初めてのCDはできれば書き下ろしのジャケットが欲しかったので喜ぶに喜びきれなかったのが当時の本音です。

この頃は復刻イベントの上位、圏外なのにメイン回とソロ曲ということでかなり多くの批判があったと個人的には感じていました。今考えるとだからこの時点でのCMデビューはさせなかったのかなとも。

その後安野さんの3rdLIVEの参戦が決定します。個人的にはここが一つのターニングポイントでもあったかなと感じています。4thでは多くのCM無しのアイドルが出演していましたが、この時のCM無しのアイドルは木村夏樹ただひとりです。その中で歌われたRockin' Emotionここで多くのプロデューサーに安野希世乃さんの歌唱力の高さを刻みつけたように思います。ただかなり緊張していました。LVで見ましたが画面越しにも伝わってきました。それでもこの日から木村夏樹に対しての世間の見方が徐々に変わっていったように思います。それはロッキングメイドガチャであらわになったと思います。運営もこのカードに木村夏樹の魅力を十二分に詰め込んだのでしょう。異例の特訓後の髪下ろしです。特訓前は執事、特訓後をメイドと誰が考えても最強だと。そしてこれは可愛いとカッコイイを併せ持つ木村夏希だから出来たことだと。このカードはおそらく一番値上がりした時で特訓後がスタドリ1200で取引されていたと思います。制服コレクションのころには考えられなかったことです。担当Pとしても木村夏樹もついにここまで来たか、とそしてその後のデレステSSRまさかの月末の目玉です。考えらなかったです。この頃にはもう木村夏樹木村夏樹という一人のアイドルとして見られるようになっていたと思います。

それから私がもうひとつのターニングポイントだと思っている炎陣の結成、純情Midnight伝説の披露です。このユニットは今までのデレステグループとは違い誰ひとりCMデビューをしていません。総選挙ランキング入りも向井拓海さんのみです。かなり異色です。それでも運営がこの5人に炎陣を任せたのは個々の歌唱力、ポテンシャルの高さを期待し求めたからです。それに役者も答えています。私は自担に対しての贔屓目なしにグループとしての一番の結成力があるのは炎陣だと思いますし、それはゲーム内キャラクターの関係をそのまま役者同士の関係として持って行けているからだと思っています。そして木村夏樹が本当に1アイドルとして確立されてると確信したのは神戸の1日目のサプライズゲストです。残念ながらまさかサプライズで来るとは思ってなかったので見れていないんですが、確実に4th初日のMVPは炎陣だったはずです。誰ひとりとしてCMデビューしていない彼女たちが神戸で一番の歓声を受けたんです。このことを耳にした時シンデレラガールズがさらに前に行ったなと感じました。総選挙が全てじゃない。誰しもがシンデレラになれる。それがシンデレラガールズです。4thでそれを証明できたのはかなり大きい収穫だったんじゃないでしょうか。

この時にはもう木村夏樹がゲストであることに大して疑問を持つ人はいなかったでしょう。他の日のサプライズゲストは本田未央渋谷凛輿水幸子市原仁奈高垣楓川島瑞樹です。彼女たちに並んでるんです。担当Pが一番びっくりしています。

ただこの木村夏樹さんがCV決定以降ここまで毎月のように新しい木村夏樹を見れたのは安野希世乃さんだったからです。木村夏樹安野希世乃さんじゃなかったらきっとここまで特別扱いを受けなかったでしょう。それくらい彼女の力は大きいです。SSAの2日目で確信しました。去年と違い余裕を持って披露したRockin' Emotion、最初コール&レスポンスも安野さんは煽りから入りました。この曲かなりライブで盛り上がります。そしてゾッとしたのがオーバーの出だしのソロです。ここで何故木村夏樹がここまで特別扱いを受けるのかをこの歌一つで私は納得しました。特別扱いを納得させるパフォーマンス力が彼女にはありました。原曲をリスペクトした上で自分の歌にしてるんです。ほかの人の歌を。これはかなり技術が必要だと思ってます。

歌には力があります。歌一つで人生を変えられるものだと思っています。今木村夏樹のCMが発表されたとしても恐らく批判はかなり少ないものだと思います。4thの彼女のパフォーマンスを見たのなら尚更。純粋に歌を聴きたいんです。彼女の。担当Pが言ってしまうと説得力半減してしまうと思いますけども。フィルターが入っているので。

 

そしてこの安野希世乃演じる木村夏樹の強さの影響は現在連載中の向井拓海が主人公のWWGにも及んでます。彼女言わばアニメの高垣楓のポジションです。さらにわかりやすくすると彼女WWG界の滝沢秀明です。圧倒的カリスマ性をひっさげてWWGに初登場しました。すごい。カリスマ性と歌唱力を兼ね備えた木村夏樹向井拓海の目標として登場してるんですよ。もう自分の妄想なんじゃないかって思えてきますけど現実です。

 

まとまりが無くなりましたが私は木村夏樹をゲームを開始した時からずっと好きでした。そして恐らく運営にも同じ気持ちの人が必ずいます。だからここまで優遇されてるんです。それをよく思わない人はかなり多かったです。木村夏樹の声が安野希世乃と発表されるまでは。安野希世乃さんは木村夏樹の声がついてない時点では伝えきれないカリスマ性を100%、それ以上に伝えてます。その声ひとつで。本当に私はこの一年間そのことをただただ痛感するばかりです。実際に変わったんですから木村夏樹のアイドルとしての立ち位置が。彼女の信念を曲げることなく大きい存在にしてくれたのはまぎれもなく安野希世乃さんだとおもいます。本当に感謝以外の言葉では表せないほど感謝しています。

そして他の声がついていないアイドルに対しての希望になったのではないかと思います。木村夏樹は去年の7月まで声がついていませんでした。それがここまで大きくなったんですから。